旧統一教会との政治癒着

日本を離れて長い為、正直すっかり統一教会という存在自体を忘れていましたが、なるほど日本の政治の中枢にここまで狡猾に入り込んでいたとは、さすがに驚きました。

実際の信者数がどれほどかは分かりませんが、恐らく集票ベースとしての数は、例えば創価学会などに遠く及ばないと予想しますが、選挙活動のボランティア支援などが、とても重宝されているとどこかの記事で見て、なるほどと思いました。

確かに選挙には色々とお金と人手が必要なので、その部分で無償奉仕は多大なるアドバンテージを候補者に与えますし、候補者側もできれば表面化はさせたくない、後ろ暗い関係性なので、一度関係を持つと逆に簡単に切り離せない構造とも予想できるので、実に狡猾です。

しかしどんな政治家でも一応は国民の生活をよりよくする為という志くらいはもって選挙に立ってほしいものですが、こんなカルト詐欺教団と始まりから協力関係を築くなんて、一体どういう自己弁解をして消化できていたのかなと思います。

昔からあったある疑問

ところで昔からずっと疑問だった事があります。選挙で落選した人、特に当選経験もありつつ負けた人は、その後どうやって生計を立てているのか?という疑問です。

勿論後援会はあるにせよ、それだけでどうにかなるとは到底思えず、いきなりの無職は誰だってとてつもなく恐怖に違いないなと。

例えば当確スレスレで落選した様な人の経済面を支援する組織があれば、仮に将来再選できた際には、その相手に多大な影響力を持つ事になるのは間違えなく、それこそそういう支援を一度でも受ければ、恐らく立候補する限りその関係性は、ずっと抜け出せない様な気がします。

なぜなら万が一の落選後に待つ無職という恐怖は、誰でも二度と味わいたくは無いだろうから。

そう考えると資金力があり、政治に影響力を持ちたがっている組織なら、そういう支援を積極的に買って出ている可能性もあり、ずっとアメリカ(CIA)辺りを考えていましたが、それはむしろ統一教会なんかは、一番あり得そうだなと思いました。

アメリカでの統一教会は?

故安倍氏の一件で自民党と統一教会との癒着が広く認知されたわけですが、アメリカの政党/議員はどうなんだろうと、ふと疑問を持ちました。

因みにアメリカで統一教会はしっかり危険なカルトとして認定はされていますが、トランプ氏も既に統一教会との繋がりがあった事は判明しています。

それ以外についてどう調べようかと考えていたところ、そういえばアメリカには 統一教会が運営するあるメディアがあったことを思い出しました。

それはWashington Post とNew York Times(NYT)というアメリカの2大老舗メディアの名前を盗んで掛け合わせた、Washington Times と言う何ともふざけたネーミングのメディアで、ロゴもNYTにそっくりです。

↑これはNYTのロゴ

↑これは統一教会運営のWashington Timesのロゴ

正に詐欺教団らしく姑息の極みであり、まともな"メディア"の振りこそしていますが、その実は完全なプロパガンダメディアです。

ここで誰が持ち上げられ、誰が批判されているかを確認するだけで、少なくとも統一教会との関係性は推し測れそうです。

軽く近年の大統領を取り上げた記事で調べたところせ、やはり過去にブッシュを持ち上げ、オバマやバイデンは叩くという感じで、実にスタンスが分かり易かったです。

そういえばカルトの真髄こそ信者の洗脳ですが、利用できるものは何でも利用する共和党の集票手法も、Fox Newsというプロパガンダメディアを設立して視聴者を洗脳し続けたり、クリスチャンの信仰心も政治利用してきており、かなり相性も良いのでしょう。

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