2015年10月6日火曜日

採用のコツ② 面接前から読み取る Hiring the Right Person, Part 2

(U.S. FrontLine誌 2014年3月5日号 掲載分)

前回は、我が社の仕事にうまくフィットできる人には、 ディテールケアができるという共通点があることを見出し、 応募の段階からそういう人を選りすぐる方法として、メー ルの件名に指定した文字を必ず入れてもらうとか、カバー レターに必ず特定の内容を書いてもらうなど、応募者がテ ンプレート的なアプライができないよう、簡単なトラップ を仕掛けておくことで、かなりフィルターできるようにな り、採用プロセスが効率化されたことをご紹介しました。

今回は、面接段階からの話です。一応私は、採用する側 の目線で書いていますが、応募する人も企業はこういう見 方をしている(かもしれない)と視点を替えて読んで頂ける と、何かの参考になるかもしれません。但し、もしかした ら、うちだけに通用する話になっていることもあると思う ので、その辺はご了承ください。



問題発生後のリアクションを見ている 面接時間より20~30分も前に着いた方が、そのままオ フィスに入ってこられることがあるのですが、当たり前の ような感じで来られると、相手の事情をケアしない(自己 中)タイプとみなし、うちならマイナス評価にしかなりませ ん。申し訳なさそうに来られても、許せるのは最大15分前 くらいでしょうか。

また面接に遅れてきた場合、遅刻の程度にもよりますが、 遅れるとわかるどれくらい前に、電話を入れてきているか をまず考慮します。また相手が到着した際には、「どうされ ましたか?」と弁明のチャンスをあげようとします。

こちらとしては、何かメイクセンスする理由を聞きたく てそうしているわけですが、「いや、別に」みたいな返しを されると、ビジネスマナー、相手の質問の主旨を瞬時に汲 む能力、という点で既にアウトであることが簡単に判明し ます。仮に相手には正当な理由がまったくなかったとして も、それこそ何かユーモアででも笑わせてくれれば、許す 気になれるかもしれません。

また「履歴書を持参頂いていますか?」に対してNoであ ると、最初からマイナススタートといえます。もちろん、既 にこちらは受け取っているものですし、家にプリンタがな いというケースも理解はしていますが、やはりビジネスマナ ー、相手への気配り、面接に対して努力していいと本人が 思っている度合いという面で、イエローフラッグが立ちます。

専門職は、面接前の行動からも色々分かる

例えばウェブデベロッパーのポジションへ応募された方 には、必ず過去に携わったサイトを見せてもらうのですが、 HTMLソースを出して、「この部分は何をしているコードか わかりますか?」と尋ねて完璧に答えられた方は、過去1割 もいなかったような気がします。

「フォトショップが使えます」も、かなりの人が口にされ るのですが、実際の仕事で通用するくらいにツールを最初 から使いこなせていた方も、やはり1割もいない感じです。 ちなみにこれらは、それ関連の仕事で、既に食べてきた経 歴の人々での話です。

また面接でよくお話しするのですが、例えば専門・技術 職をこれからめざす人で、会社に入ってから色々教われば、 一生懸命がんばりますよ的なスタンスがよく見受けられる のですが、何で素人なりにでも、インターネットや自宅の パソコンを使って、見よう見真似でもできることからやっ てみようとしていないのか、不思議でなりません。

今はハードもソフトも安いし、ネット上からいくらでも 情報を拾えます。その職種にパッションがあり、本気で極 めようと思っていれば、まずは自分でやってみようとする 姿勢はもちろんのこと、自力でどこまで到達できたのかを 見たいところです。

誰の時間を惜しむタイプかを見極める

それをあえてしていない人は、恐らくパッションも知れ ており、自分で努力するという労力を惜しんでいる人です。 もっといえば、相手に色々教えてもらえばいいという受け 身の姿勢なので、相手に時間を費やさせることには抵抗が ない反面、自分の時間は惜しむタイプの人が多いと分析し ています。

先の例でも、ウェブデベロッパーになるために、HTML コーディングのスキルは必須ですが、基礎の基礎くらいな ら、適性があれば、参考書を3時間も読めばマスターでき てしまうことです(勿論、実践では多様なブラウザ・OSに 対応させるだけでも、かなり奥は深くなりますが)

フォトショップも、例えば人気サイトにあるような、お 題の画像を加工して競うコンテストに応募して、フィード バックも受けながら腕を磨くこともできます。実際、私の パートナーは、自分の時間でそうやってコツコツ腕を磨き、 優勝できるくらいにまでなっていきました。まあ、10年く らい前の話ですけどね(笑)。

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